May 26, 2017

お茶の係りの人についての考察 1

朝起きると、お茶を持って来てくれるひとたちがいる。
一人はおかっぱでメガネの人。
この人は「お茶をお注ぎしますねー」と言って、電話出るときトーンが上がってしまうような喋りでお部屋に入って来る。そして「あーカップは?あーこれですねえ」と言って私のお気に入りの黄色いトィーティーマグカップを、洗面室でザブザブ洗って、「はい、どうそー。熱いですから気をつけてくださーい」といって、元気に出て行く。

もう一人は、髪を結んだ人。
この人は、私の病室の前まで来るとドアを開けて、そこに立ったまま愛想もなく「お茶ですけど、入りますか?」という。
おいおいおいおい。いいんだよ。毎回だけどいいんだ。
ただ、寂しいよね。別に緑茶が大好きなわけでもないし、毎日お茶飲んだりしないからそこんところはどうでもいい。
ただ、なんていうか、あるよね。
つい「あっ、いいです」って言ってしまう。
だって、入ってこようともしないし、お茶いるなら取りに来いよって感じがするんだもの。
そうしたら、ドアを閉めてスーッといなくなる。

毎日、おみくじを引くみたいにお茶の人を待ってる私。
ちなみに今日は、おかっぱの人だったから大吉。

ここまでが先週までの出来事です。
さて、今週の出来事はまた明日。




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