バイパーとシェルビー

ダッジ「バイパー」が疾走するシーンを見ていると、車と道路の接地面が、ものすごく少なく見えるというより、タイヤ自体に重量がかかっている痕跡すら見えない様な。
あの軽量ボディにV10（ダッジトラックのエンジン）を積んでるかと思うと、運転してみたいと思う。日本には正規輸入されてたっけ？
初代か2代目は何度か見た事があるけど、運転した事はない。クラッチが重そうだ。TVRより重いだろうか？
ノーズが長い車はかっこいいな。どうしても。曲線がたまらん。日本でも日産の240ZやスカイラインGT−Rの32とか、かっっこいい。ジャガー・E-Typeなんて、憧れのスポーツカーだ。今は、こんなに色っぽくてそれでもって速い車を作る会社はないんだろうな。売れないか。ずんぐりむっくりした、環境に優しくて、燃費がいい車しか。
しかし、バイパーを見ていると、シェルビー・コブラデイトナ・クーペを思い出す。これもまた、軽量なのにものすごく馬力のある車だ。ノーズがたまらん。生まれるのが20年くらい遅かったなあと悔やまれる瞬間だ。最近は車離れがすすんで、若い男の子もそんなに興味がないらしい。私の時代は、免許が取れる年になったら、車の雑誌を見まくったもんだ。父も親戚の男の人たちも、私の周りには車好きが沢山いたので、私は子供の頃から、スポーツカーが大好きで、速く走る車が大好きだ。ステアリングひとつで駆動させる事が出来るシステムをみていると感動する。基本、単純な構造なのだ。それをいかに進歩させるか。いいなあシェルビー。
そういえば、アンジェリーナ・ジョリーがもっとやんちゃっぽかった頃、ニコラス・ケイジと車泥棒してた、60セカンズにもシェルビーが出てた。あれは、GT500 エレノアだったっけ。確か、ニコラス・ケイジ本人も車好きでシェルビーを所有してた気がする。
私がかっこいいと思う男の人は、やっぱり車と時計と靴がオシャレな人だな。それと、文房具が好きな人。