Sep 21, 2008

carpe diem.

来週から、そだきよし展が始まります。
版画というのは、フレームに入れなければ展示する事が出来ない。(まあ、別に他のやり方がない訳ではないが、やっぱりその作品にあったフレームをつけると作品との相乗効果があがると思う)作品がいつもぎりぎりまで作られているので(それは、曽田君が悪いという意味ではなくて、いい作品を作るためにギリギリまでがんばっているのだという事だと・・・)30点近い作品を大急ぎでフレーミングするためにマットを切っていると、カッターナイフがあたる所に血豆が出来た。痛いじゃん。一日に3点くらいづつ余裕でフレームに入れれるスケジュールってのもいいよねえ、ゆったりしててさ。たまには。あっ今回の作品もいいです。根本的なブブンは曽田君の頭の中に生まれては住み着いてしまう生き物たちが主役だけど、見せ方が「おーいい感じにイカすじゃん!」って感じで、楽しくてかっこいい。新しい発見もいっぱい。かわいいだけじゃないんだよ、僕は!って色気づいて来たのかな?

話は全く変わるが、世間では、リーマンがどうとか、AIGがどうとか、受け売りのニュースで経済状況を語っている方々がいる。風が吹けば桶屋が儲かる的な関係でさえものすごーく遠くてその事によってなんらかの関係がある訳でもないのに。
一人勝ちして景気が良かった会社が倒産した話題を、ちょっとばかりざまあみろみたいに言ってる人もいるけど、その会社が倒産しようがしまいが、何の関係もない人の方がそんな風に言ってるのをみると、哀しい生き物だなあと思ってしまう。本当に関係している人たちや、同業者の人たちはそんな事は言わない。なんとか助けれる所だけでも助けてあげようとしている人たちだっているんだよ。ちゃんと。
私は、人の財布の中身をあれこれ心配しているふりして、覗き見する様な奴や、あからさまに知りたがる奴は大嫌いだ。その上、それによってつきあい方を変える人間はもっと嫌いだ。あなたの1万円と私の1万円は同じ物だ。おまけにどう使おうとあなたの勝手だし私の勝手だ。
人の不幸を心配してるふりして楽しそうに話すっていうのは、見ていて気持ち悪い。最低だ。

嫌な感じで終わりたくないので、感動したプレゼンを一つ。
英語ですが、わかりやすいですので時間のある方はどうぞ。上記の話題に出てくる人々と、このプレゼンをしているJill Bolte Taylorとの個体差が同じ人間というカテゴリーでいいのか、私にはわからない。

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