摩天楼とB1

ある業界では、2月と8月が暇な時期だとか、ある業界ではその時期がまさに大変忙しい時期だとかいろいろあるとは聞いていたが、実際あるんだなあ。8月中に何日徹夜を強いられた事か。日本が夜でも海外はお昼間だからと自分に言い聞かせる様な日々ですよ。見た目元気でも、嫌な顔しないとしても、そんなに若くないって、実際。動機と息切れがします。と、面と向かって言えないのでここで言ってみる。

お久しぶりです。忘れた頃にやってくる！私です。
上田優子さんの荷物と上田優子さんが届いたと、ウノッチからの連絡あり。
わくわくだ。ということで、私は私が本業だと信じている方に復活宣言なのだ。誰がなんと言おうと。
平岡くんとかソダッチとかウノッチとか本田君とかと、アスファルト融けてくっつくんじゃないの靴底に！みたいな夏を過ごしてからもう、１年経っちゃうんですね。懐かしい。というか最近みんなにも会ってないので懐かしすぎる。私の顔覚えてる？って感じ。
忘れてたらニコール・キッドマンでも思い出して。
冗談はさておき、NYでも優子ちゃんにはお世話様々だった。彼女は本当に人徳さんでがんばり屋さんでかっこいい女の子だ。辛い事も哀しい事も大変な事も沢山あるだろうけど、そんな事乗り越えるだけ乗り越えてやる！みたいな素直さと明るさがいい。強いよね。だから優しい。女の子の方が強くない？最近。スターフィールド監督率いるプロ軍団みたいな。
あー来週からの個展、みんな来てくださいね！
楽しい時間を過ごしましょう！
いろんな事があってもなくても、変わらず笑い合える人たちがいるって素敵じゃない？そういう場所で、そういうスタンスでレコルテはあるはずの場所なのだ。もちろん、烏合の衆であるくらいなら必要ないんだけど。
留守の間は、ウノッチがなにやらちゃんと砦を守っている様子なので、安心なようなちょっとびっくりな様な、独り立ちしていく息子の背中を見送る母の様な不思議な感覚。というか、ウノッチがいればいいんだ！？　みたいなイジケタ感じもあるのだが、まあ、それはそれとして、♫あーあー日本のどこかに私を待ってる人がいる♫はず。（古い？今の人わかる？）
やっぱり、楽しいな、楽しいよね。個展の事かんがえるのってさ。なにものにも変えられないんだよね。
優子ちゃんのかっこいい新作と、たまには私にも会いたいなあと思ってくれる、そこのあなた！来週、さっそくお会いしましょう。

あっ、私もダークナイトみた。超高級シアターで。ふふふっ。ちょっとセレブ気分。このセレブって言う単語の使い方って日本じゃあ間違ってるよね？まあいい。ランボルギーニのエンジン音が懐かしい。かっこいいでしょ？昔、叔父さんが持ってて（それもスカイブルー）神宮外苑をドライブした時、異常に道路が近くて心臓にばんばん響いて恍惚としたのを覚えてる。あの頃スーパーカーブームでさ。また、古い？
しかし、なんといっても、あのでかいトレーラーが前転するシーンは圧巻。クリストファー・ノーラン、アンソニー・ミンゲラもポラックもキューブリックもいなくなった今、あの若さでやるよね。仕事人って感じ。天才肌なのかな。まあ、メメントだからね。おもわず、おおおおって声に出して言ってしまった。そこらへんが超高級シアターでカクテルでも飲みながらみていらっしゃる方々と私の、埋められない溝なのねん。それはいいとして、もう、ジョーカーのすごさは言うに及ばず、ハリウッドが変わった瞬間だなとおもったりして。あのダークさがアメリカでも受け入れられるのかと。もう一回見に行こーっと。DVDでみてもダメだよ、あれは。
久しぶりに書くと、長くなっちゃった。
週末の暇つぶしに2回くらいに分けて読んでください。