Feb 3, 2010

痛いっ!

物思う。
最近、「こうだから、こうしなきゃいけない」とか、「○○なんだから、これはやらなくちゃいけない」とか、「こういう立場だから、こうしてあげなくちゃいけない」とか、今までは遥か昔から私の思考から欠落していた、なんていうか「感覚」みたいなものが大波の様に押し寄せて来て、就寝前のベッドの中、えも言われぬ恐怖でガバッと起き上がる時がある。私が私でなくなる様な。ともかく、私はとても私なので、そこの部分が浸食されるとものすごい恐怖と不安が別の世界に連れて行きそうになる。
といってもそれってどこ?

責任と責任感の違いと同じだな。

自ら背負うものと、他者や自分以外から押し付けられるもの。

みんな色々な物を抱えて良く上手に生きて行けるなと感心する。

その反面、案外、全ての事が日常化しているだけで、なんにも考えてないから出来るんじゃないかとも疑う。
そのあからさまな他力本願の笑顔を振りまきながら「私には子供がいるんだから、当然じゃない、そこのけそこのけ、小ちゃい子を連れて大荷物を抱えた私が通る。あなた方は、よけて当然なのだから、お礼なんて言わなくってよ!ホホホーのホー。」と言いながら(実際には口に出してないかも)ガツッとぶつかって行かれると、呆然とする。

振り向き様「あなたは、独身で身軽なもんねー、なんの責任も追ってないんだからっ。だから、どきなさい!」という目で見ラレテル気さえしてくる。

あー図々しくなりたい。
社会的に図々しく、生命的に図々しく、最後に残ったパンを奪い取れる様な人間に、私はなりたい。
「これは、私自身のためじゃないのよ!言っとくけど私をこんなに図々しくさせてるのは、家族のためなのよ!最後のパンは私の物よっ!」という言い訳をつけながら。(とか言っちゃって、自分も食べるくせに。)

あたりまえでしょ!

みたいな。

せめて、押さないで。
「すみません」と言ってくれたら、どきますので。
気づかない私が悪いんですよね。
こうみえて、そういうの、ものすごく凹むたちなので。
いずれにせよ、人はいろんな面で見かけによらないものですから。

きっと私が見たあなたも、態度と見かけで判断してはいけない方なのでしょうから。思いやりましょうよ。私からのささやかなオネガイ♡

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