Oct 5, 2008
ブラックホークダウン
ブラックホークが2機墜落したらしい。それも危ない地域で。
どうも操縦ミスによる接触らしいのでしょうがないが、アパッチ2機じゃなくて良かったのだろうか。乗ってたクルーも軽症らしいし。ブラックホークは輸送機だからもったいないなあって言っても怒られないのかな?
とても言いにくいけど戦闘機だってとても美しい。B29は、空のキャデラックと呼ばれたし、B2スピリット、ナイトホークなどのステルス爆撃機もかっこいい。
F-14ファントムもトムキャットもファルコンも。
この乗り物たちには何の罪もないのだ。IRONMANでも描かれているけど、あらゆる知能とものすごく優秀なエンジニアたちの血と汗と努力の結晶なんだろうなと思う。この中で最も高価なのは、B2スピリット、ステルス爆撃機だと思うが(21億ドルくらい?)戦争に使う飛行機だからそんなにするのか。もしも私がいっぱしのエンジニアや研究者で、それだけ莫大な研究費が使えて、世界中の優秀な研究者やエンジニアと仕事ができるとしたら、そうして自分たちの集大成とも言える夢のマシーンが作れて、おまけにその機が世界のどの機よりも優れていると名を残すならたとえ戦争に使われるとわかっていても、そのそれ以外の沢山の魅力に抗えるだろうか。戦争がなくなれば、そんな武器も戦闘機も作る必要がなくなる。武器も戦闘機も戦車も戦艦も必要なくなったら、その道のプロたちは何をその手で作り上げるだろう?しかして国家予算をそれに膨大にさいてくれるだろうか?
なんとなく、夕焼けの空を飛ぶブラックホークの写真が物悲しく見えたので、オセンチになってしまった。
作るのも、使うのも人間。うーん。哀しくても美しい。鉄のかたまりが空を飛ぶ事の魅力に、私は抗えないし、キテイホークの短い滑走路から戦闘機が離陸する姿をみると感動してしまう。すぐにそれを戦争と結びつける事がないのんきな世界に生きて来たからだろうか。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment