マドンナ

マドンナのアルバムがちょっと前にでましたね。
その名も＜ハードキャンディ＞。やるな、相変わらず。
ある某有名ネット本屋さんの紹介ページに、なんていうの？買った人がかくレビューみたいなのがあるでしょ？あそこに「いい年して、あんなカッコするなんて気持ち悪い。そろそろ止めた方がいいんじゃないか。曲はともかくCDジャケットのマドンナが、気持ちわるい」と書かれていた。へえーそれでもその人はアルバム買ったんだから言いたい放題でもいいのか。とおもったら、「だから、買ってない。」らしい。えっそれどこ基準なんだよ。と思った。いい年してあんなにスタイル良くて、あんな楽曲を勢力的に作ってて別にいいじゃん。変な所に着目してる人なんだなあと不思議になった。曲はともかくって、彼女の仕事はそこじゃないのか？そこがいいならいいんじゃないかな。
そう書いていて、鳥越某というキャスターなのか？詳しく知らないけど、ジャーナリスト？あの人の言葉を思い出した。夏目雅子という女優さんが27才で亡くなられて、という特集をなんかのニュース番組でやっていて、コメンテーターみたいな位置でその鳥越某が発した言葉がすごかった。「やっぱり、綺麗な女優さんは、特に夏目雅子さんは若くてお亡くなりになったから、いまでも我々の中に残るイメージは、そのときの若々しい美しい時のままで、やっぱり、そういうのはいいですよね。それに比べるとオードリー・ヘップバーンさんなんか、おばあちゃんになるまで生きてたでしょ？だから、やっぱ、かわいそうだよね。どうしてもそういう姿をみちゃったからさ」こいつは、馬鹿なのか？とそう思った。夏目雅子っていう女優さんも、好きで早くに亡くなった訳じゃなかろうし、おばあちゃんになったヘップバーンもとても愛らしかった。そういう発想を口にする人間がTVで偉そうコメントしているようじゃあ、本当に世も末だ。何年か前、鳥越某もガンと戦ったとかいうニュースを見た様な気がしたが（違ってるかもしれない）軽々しく早くに亡くなったから綺麗なまんまのイメージでいいなんて、アホな人だ。どうして、年齢という個体差や性別という個体差でしか人を判断出来ない人がいるんだろうと不思議になる。私は昔から、よく海外に出る機会があるが、とても仲良くなっても年齢を聞かれた事はない。気にしているそぶりもない。唯一、ニューヨークのバーのカウンターでアルコールを頼んだときに、年齢を確認されたことがある。そのときは既に24才くらいだったんだけど・・。
ヘップバーンがおばあちゃんになるまで生きて何をしたかという事が、鳥越某には皆目わからんのだろうな。
おまけにマドンナは、継続的にアフリカの小国マラウイをサポートしている。そんでもって2008年は何と現地の恵まれない子供たちのために数百万ドルの資金を投入し女子校を建設する予定だという。
ねえねえ、マドンナをいい年してって、バカにした人。あなたももちろんいやでも年を重ねる訳だが、マドンナの年齢に達した時、そんな事を考えて実行する力を持ち合わせる事が出来るだろうか？そうして、鳥越某、君もいろいろな人生の苦しみや感動を経験しながら生きて来た事と推測します。なのに、いまさらそんな発言をみんなが見るかもしれない媒体で発していると、人としてどうかなとおもわれかねないよ。
人間の種類は年齢や、性別や、国籍ではなく、100人いたら100個の個性っていうだけだから。

あっ、そうだ。BEAMS-TでむちゃくちゃかわいいTシャツを買ったのがやっと届いた。今年の夏は、いい年をしてそのTシャツを着ようと思う。みんなも見てみて。かわいいよお。
Edmondo Darney