Jun 7, 2017

ジェラートからアリス

ピスタチオのジェラートを頼んでワクワク待ってると、
真っ白なジェラートが出て来た。

「ハイ ピスタチオ、今日、ないから ミルクでいいね。」
「ちょっとまったああっ ないならないで他の選択肢、教えてよっ!」
「いいじゃなあい ジェラート 食べれるんだからぁ」
最後の方の声は、消える前のチェシャ猫のごとく
くるくると緩慢に消えて行った....エコーとニタニタ笑いを残して。


アサマシイことに、そんな夢で起きてしまった雨の朝。

あまりにアサマシかったので、チェシャ猫の名言を。


"Alice: What road do I take?
アリス/道を聞いてもいい?

Cheshire Cat: Well where are you going?
チェシャ猫/どこにいきたいかによるけど?

 Alice: I don't know.
アリス/どこに行きたいか、わからないの

 Cheshire Cat: Then it doesn't matter. If you don't know where you are going, any road will get you there.

チェシャ猫/ならどうでもいいよ。どこに行きたいかわからないなら、どの道を選んだってそこにたどり着けるんだから。"

そしてチェシャ猫の飼い主である公爵夫人の粋な言葉も

"みなが自分ことだけを考えて、人のことに口出ししなけりゃ、この世は今よりずっと上手く行くものを"

"世界を動かすものは、ほかならぬ愛である"

これでアンニュイな雨の夕方の読書は、シュニッツラー(Arthur Schnitzler)の「夢小説」再読に決定。
もちろんBGMは「アイズ・ワイド・シャット」のサントラで。

そして、夜のマレー戦に備えなくてはっ!

うー、ピスタチオのジェラート、食べたい。



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