博多織って知ってる?
最近お仕事で博多織に触れる事があって、再発見というか再発見どころかあまりにも何も知らなかった事に驚いてしまった。
うちに来る作家の人のほうが知ってたくらい。
770年も歴史があるらしい。なんと手織り。もちろん機械で織る物もあるのだけど、手織りであんなに繊細で細かくてその上なんていうかきっちりした感じ?を織るのって大変だろうなあと。
多分私は最後まで織る根性がなさそうなので、柄とかデザインしてみたいなあ。
博多織でも老舗の問屋さんである筑前織物さんにいろいろと教えてもらって、なんと、博多織のフレームやノートカバーや、その他にも今までになかったいろいろな小物たちを一緒に作らせてもらったりして、なんだかこっちまで高尚になったような感じなのだ。
どこでもそうだと思うけど、伝統とか技術に裏打ちされた物って、物が変わっても国が変わってもいいものだよなって思う反面、そういうものに限って、いい物だってわかっててもなんだか生活の一部に取り入れるとなると、難しく思えてしまう。
着物や帯なんていうのも、一部の若い人の中には愛してやまない人もいるみたいだけど、着用する人口って絶対数が減っているし、それでも守り続けなくちゃいけない伝統の良さもあるのだから、そういう仕事に従事している方々はいろいろと大変だろうなと。
まあ、絵も同じような部分あるしね。
帯とか着物とか、普通考えても絶対高級なものなんだろうなっていう感じがするし、もちろん筑前織物さんの内閣総理大臣賞とか受賞してる帯は、触るのもドキドキするくらいだけど、自社で織物の工房を持たれてるので、なんと!ハギレ(つったって帯になってないだけでもちろん本物)とか、今でいうアウトレットものが存在するって知ってた?
10月の13日(木)から16日(日)まで、西区の福絖織物(筑前織物さんの織物工房・西区泉1-18-4)でお手軽に買えちゃう「福の市」っていう催事があって、手織工房も見せてくれるんだ。
そして、18日(火)から22日(土)からは、博多駅のすぐ近くの筑前織物さんの本社ビル(博多駅東2-6-24)でも「秋の市」っていう催事が開催されます。新しもの好きの皆さん、博多駅に遊びに行ったあと、ちょっと伝統に触れに行くっていうのもいいんじゃない? 老舗のお店だから敷居が高そうって思うかもしれないけど、もちろん博多織に関してはプロフェッショナルって感じでそこはそれピシッとされてるけど、みなさんすごく優しい方々なので、初めてでも大丈夫だと思うよ。
なんか、ホントの大人になった気分で良くない?
たまにはそういうのも。
ちらっと最近の博多織を見せてあげよう!
こんなかわいい柄もあるんだよ。
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