ドイツ・ボーデン湖畔で27年前、当時14歳のフランス人少女が殺害された事件に絡み、容疑者のドイツ人義父が誘拐され、仏ミュルーズの裁判所付近で 21日までに手足を縛られた状態で見つかった。仏司法当局は、長年「犯人」を追ってきた年老いた実父が人を使って誘拐させたとみて捜査を始めた。
AFP通信などによると、この実父はフランス人のバンベルスキー氏(75)。娘カリンカさんは1982年、母親の再婚相手、クロンバッハ容疑者(74)に乱暴目的で薬物注射され、死亡したとされる。
ドイツで同容疑者が証拠不十分で無罪となったため、バンベルスキー氏はフランスでの訴追を求めて運動を開始。パリの裁判所は95年、過失致死罪で被告人不在のまま禁固15年の判決を出していた。
弁護士の話では、同容疑者は今月17日、ドイツの自宅でロシア語を話す複数の男に誘拐された。仏検察当局によると、バンベルスキー氏は誘拐の実行犯と接触を取っていたという。同容疑者は18日に発見された後は仏側で拘束中で、来年に改めて判決を受ける見通しだ。
バンベルスキー氏がグラントリノのクリント・イーストウッドに見える。
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