東京、銀座の77ギャラリーでサマーコレクション展が開催されている。
9月3日までなんて。知らなかった。
いい作品が沢山展示されているもよう。ほしいのばっかりだ。
1940年とかせめて1950年とかに生まれたかったなあ。
そうしたら20才とか30才になったときに、清宮や駒井の作品に出逢えたのになあ。私が大人になった頃は、もう、手に入りにくくなってたしな。
展示作品がインターネットに載っていたので、書いてもいいよね。
ルドンの作品もすごく綺麗。もしもこの期間銀座近辺にいらっしゃるかたは、見せてもらうといいんじゃないかなと。
ピカソの「貧しき食事」も大好きな作品だしな。うーいいなあ。
この作品は紙を変えて刷られていて和紙に刷られた物もあるんですよ。
刊行はあの、A ・ヴォラール。
そしてもう一つ、清宮質文が私が生まれた年に書いた文章より
美術に於いても近代になって、意識としての人間の内面がとりあげられ、その表現範囲も広く、表現方法も自由になり、また多くの人々もそれを認めて来ている事は多くの絵を作るものにとっては大へんありがたいことですが、そしてまた、これは確かに近代美術の大きな特徴ではありますが、これを美術の本質の変化と考えるのは誤りです。芸術という物は本来、人間の内面を表出するものであるはずのものですし、具象といい、抽象といってもその内面を表出する単なる手段であるのですから、今と昔の美術の違いも、ただそれを意識しているか、いないのかの違いだけだと私は解釈しています。
清宮はよく友人から「お前はオセンチでロマンチストだ」と言われたそうです。だとしたら、私も見た目と違って「オセンチでロマンチスト」なのかもしれないなと。
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